◆楽しい旅行を支える縁の下の力持ち
春夏秋冬、季節の移り変わりの美しい日本ではその時々で多くの人が観光に出かけます。
自分で路線バスを調べていったり自家用車を使うのも良いですが観光バスで色んな人と旅をするのも楽しいものです。
そんな旅行を楽しんでいる人たちを運ぶのが観光バスドライバーの仕事です。
観光バスドライバーの資格
観光バスのドライバーとして働くには「大型二種免許」が必要です。
たくさんの人を乗せた大きなバスを運転するのでその難易度はかなりもの。
1回でパスするほうが確立としては低いと言われています。
また、通常の視力検査とは違った「深視力検査」がネックとなる人も
これは両目でしっかりと遠近間やものの立体感をとらえることができるかを判定する検査。
どうしてもココで失格してしまう人は専門のめがねなど作っているお店もあるのでそちらを利用してみましょう。
楽そうに見えて実は…
観光バスの運転手、バスガイドといちゃいちゃしたりお客が観光中は一服できたりと楽そうなイメージありますがそんなことはありません
定期路線ならまだしも毎回ルートが違うツアーだと事前にルート確認は必要ですしその後の予定が崩れないように時間の制限も結構あります。
モノを運ぶわけでないので車内でのトラブルも起こりえますし文句を言い出す客もいます。
道を間違えようものならブーイングものです。
観光バス会社に就職
観光バスのドライバーになるには観光バス会社に就職しなくてはなりません。
会社の母体によって3種類に分類できます。
◆私鉄系
全国の私鉄が観光バス会社を設立したケース。
大体私鉄の名前がつくことが多いのでわかりやすいです。
待遇や給料などはさすがに良いです。
1番のねらい目と言えるでしょう
◆タクシー系
タクシー会社が観光バス事業に乗り出したケース
もともと基本給があまり高くないタクシー業界からの派生なので待遇はやや劣ります。
とはいえ、お客からの知名度やイメージも良いのでオススメできます。
◆新規参入系
規制緩和によって新規参入してきた会社。
運送会社が母体となるケースが多いです。
業界での地位をまだ確立できていないケースが多く、大手の下請けなど環境は良くありません。
観光バスドライバーの給料
平均だと300~400万ほど。
私鉄系だと600万を超えることもあるとか。
拘束時間に比べるとちょっと安めかも。
現役の人の意見を調べると「仕事が好きだから」「給料のことを考えて仕事をしてない」などポジティブなのかネガティブなのか微妙な意見も見られます。
観光バスドライバーの勤務時間
長いです。 観光バスに乗車したことがあればなんとなく想像できますが、お客が乗る前には勤務開始していて最後に帰ってきたあとにも勤務は続きます。 厳密には乗車していない時間もありますが拘束時間を考えればやはり長いです。
観光バスドライバーの求人情報
⇒観光バス運転職|採用情報|はとバス