◆自動車運転のプロフェッショナル
タクシードライバーは客の要望に応えてあらゆるエリアに運ぶ仕事です。
タクシードライバーは再就職先？
タクシードライバーというと一部ではリストラされた人たちの再就職先としてよく挙げられる仕事です。
多くの人は運転免許を持っていますし、車は会社のものを使えばOK。
つまり殆どの人に出来る仕事、と思われているのです。
タクシードライバーの資格
上記のように誰でもできると思われがちですが、もちろんそんなことはありません。
客を乗せて運転するには「第二種運転免許」が必須です。
しかもこれを取得するには「第一種運転免許（※通常の運転免許）」を取得してから最低3年は必要です
この免許は自前で教習所で取得することも可能ですし、大手のタクシー会社では採用後に研修がありそこで勉強しつつ試験に臨みます。 東京都内でタクシードライバーになるには「地理試験」をパスする必要があります。
主要な名所は目的地までのルートなどをしっかり覚えます。
入り組んだ東京の道をスムーズに運転するには必要な試験と言えるでしょう。
タクシードライバーに必要なもの
資格については上で書きましたのでそれ以外のことを。
まず1つ目は「知識」
タクシードライバーが道を知らない、というのはあまりよろしくありません。
もちろん日本中全ての道を知っている必要はありませんが自分がメインエリアと決めた場所の地図は頭に入れておきましょう。
お客の中には「タクシードライバーは裏道を知っているもの」と思い込んでいる人もいますので。
ちょっと古臭いかもしれませんが紙の地図を広げて自分の頭の中に記憶しておいたほうが良いです。
2つ目は「ナビ」
地図を見ろといっておきながらナビです（笑）
しかしこちらはあくまでサポート役。
何かあったときの保険です。
最近のナビは性能がいいとはいえ示したルートが最短距離でないこともあるので過信は禁物です。
3つ目は「腰痛に耐える身体」
座りっぱなしの仕事で腰痛はもはや職業病と言えるレベル。
最初から腰周りの対策は練っておきましょう。
4つ目は「空気を読む力」
タクシードライバーは多種多様な人を運びます
話をしたい人、したくない人、ルートの説明下手な人、訳ありの人…
狭い密室のなか、少しでも快適に運転するための技術です。
5つ目は「」
タクシードライバーの給料
さて、気になる給与システムですが、「基本給＋歩合」が基本です。
歩合とは成果に対する報酬のこと、タクシーでは売上ですね。
大手ともなるとこの基本給が高めですが大体は20万以下。
タクシードライバーの平均年収が300万というのもそれを物語っています。
しかし、デキるドライバーだとガンガン稼げます。
1000万超える人もいるとか。 たまにタクシー乗ったときに行き先が近くだと運転手のテンションが下がるのは歩合が大してはいらないからなんでしょうね…
タクシードライバーの勤務時間
タクシードライバーの勤務時間はかなり変則的。
サラリーマンのように朝8時～17時ではありません。
1日ずっと働きづめで（客がいないときの時間も含む）、翌日が休み。
仕事と休みで月の半分ずつ、といった感じです。
シフト勤務もあるので開始の時間が朝だったり夜だったりと体調崩しやすいです。
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